販売者特集
花春酒造 杜氏 柏木純子さん
日本酒で乾杯を!女性杜氏が守る300年の伝統と新たな挑戦!!
会津の自然が織りなす三つの要素と職人の思いが合わさり、生み出す磨き抜かれた味わい
『1本1本のお酒を丁寧に造るという気持ちは、大吟醸も普通酒も同じです。』
花春酒造では柏木さんがお酒の設計をしており、気温、蔵の温度、もろみの様子、分析値などから状況をよみとり、女性ならではのきめ細やかな作業で、微生物がよりよいお酒を醸す環境を整えています。
『1日の仕事を終えお酒を飲んだ時に、ほっと笑顔になる。飲んでいるうちに心が幸せになっていく。そんなお酒を目指しています。』と柏木さん。自分自身も生まれ育った会津の地で、その地元の米で酒を仕込めることを誇りに感じているという。『会津のよさをお酒の良さで伝えたい。』そんな思いが込められています。
また、「花春」の姉妹ブランドとなる「結芽(ゆめ)の奏―YUMEnoKANADE」を誕生させ、会津産米「まいひめ」を50%まで磨いた純米大吟醸酒も発売。
「リーズナブルな純米大吟醸酒を造ってほしい」との声を受け、ラベルデザインも自社で考案。低温熟成で造り上げた香り控えめの食中酒で、ワインのようなラベルにすることで日本酒を飲み慣れていない若者や女性などにも飲んでもらいやすいように新たな挑戦を続けています。
おいしいお酒をつくるための3つの要素
【その一】 美味しいお米
会津は越後山脈と奥羽山脈に挟まれた盆地であり、冬は雪深く夏は厳しい暑さとなります。
この寒暖差のある気候と、日本海に注ぐ大きな川と肥沃な土地が良質で美味しいお米を育みます。
【その二】 良質な地下水
冬の積雪は雄大な山々と盆地に懐深く蓄えられ、磨かれて良質な地下水となります。
日本酒の繊細な味と香りを生み出すのは美味しい水でしか成し得ません。
【その三】 酒を育てる気候
生まれたての酒を貯蔵することで旨味、まろやかさ、深い味わいを引き出す事ができます。
会津の積雪と寒さは、この貯蔵にも最適な気候・風土といえます。
これら三つの要素に、長い歴史の中で職人によって極められてきたうまさへのこだわりから生まれた技が加わることで、
美味しいお酒が生まれています。
そんな柏木さんがつくったお酒
純米大吟醸酒「花春」ぜひお試しください!